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JAPAN SQUID FISHERIES ASSOCIATION

いかつり漁業とは

いかつり漁業とは

いか釣り漁業とは、自動いか釣り機によりイカ針(疑似餌)を海中に投入し、引き上げる時にイカを漁獲する方法であり、夜間の場合は漁灯を点灯させ、光に集まるイカを漁獲します。

近年は自動いか釣り機の導入、船内冷凍設備の向上により、釣り上げたイカを一尾ずつ凍結し、鮨、刺身原料として評判の高い高品質な急速凍結のIQF (一尾凍結 Individual Quick Frozen) 製品と、加工原料向けのブロック凍結を主として製造しています。

また、いか釣り漁業はいか釣り用の特殊なイカ針を使用するため、イカ以外の魚を混獲することが全く無く、さらに漁灯で集魚したイカの僅か10%程度しか漁獲できない、環境や資源にやさしい漁法です。

当協会の所属漁船

当協会の所属船は、大きく二つのグループに分かれます。

一つのグループは、総トン数30トン以上199トン未満のいか釣り漁船です。
 これらの漁船は、日本近海に回遊するスルメイカ、アカイカ、ヤリイカを漁獲するほか、日本海のロシア排他的経済水域でスルメイカや北太平洋に広く分布するアカイカを漁獲しています。
 現在の大臣許可隻数は55隻です。

もう一つのグループは、総トン数、200トン以上のいか釣り漁船です。
 これらの漁船は、南米太平洋側に広く分布するアメリカオオアカイカやニュージーランド周辺のニュージーランドスルメイカを主に漁獲しています。
 現在の大臣許可隻数は4隻です。

当協会の所属漁船が漁獲するイカ類 ※画像をクリックすると詳細ページに移動します